2021年2月9日火曜日

キャッチボール

Nくんと一緒に、キャッチボールをしました。

自閉症があり、ほとんど会話がありません。
お茶をのむときに、「水分、水分」と言ったり、
時々、単語を口にすることがあります。

公園で、キャッチボールしているときも、
会話もなく、表情もあまり変わらずでした。
(はじめてで緊張していたのもあるかもしれません)

Nくんは、コントロールもキャッチもうまかったので、
「ナイスボール!」
「ナイスキャッチ!」と言い続けていました。

ぼくが、キャッチを失敗すると、
Nくんが笑顔になったので、
すこし、緊張がほぐれたかなと感じました。

そして、家に帰った瞬間、
笑顔になられていたので、
たのしく過ごせたのかなと感じました。


コトバでのコミュニケーションは、ほとんどありませんでしたが、
キャッチボールを通して、会話していました。

近い距離にいるときは、やさしく投げる。
調子があがってくると、強めに投げる。
キャッチが難しいところでも、しっかりキャッチする。
「ここ狙って投げて~」と言うと、狙いを定めて投げる。

投げ方や、キャッチのしかたで、
Nくんの性格や、考えていることが伝わってきました。
シャイな性格で、心はとてもやさしく、しっかりコミュニケーションをとろうと努力しているんだなぁと感じました。

2021年2月5日金曜日

目をあわせる会話

きょうは、小学4年生のTくんとの
コミュニケーションで気付いたことをメモしておきます。

重症心身障害をもつ子どもは、
自分のきもちをコトバで表現するのがむずかしかったりします。

「うれしい」
「しんどい」
「かなしい」
「たのしい」

など、コトバで表現ができないので、
ほかのカタチで表現します。

Tくんは、目をあわせると、
えがおになります。
体調のよいときは、「あー!」と言ったり
手足をバタバタさせます。

「うれしい!」
と言ってくれているのかなと思っています。

体調がすぐれないときは、目をあわすこともしなくなります。

目をあわすこと自体が、
コミュニケーションのひとつだと感じました。

2021年2月3日水曜日

気持ちを行動にする

 メンバーから聴いたエピソードに気付きがあったので、メモしておきます。


利用者さんの足に少し傷があり、ヘルパーさんが絆創膏を貼りました。

その日の夜に、別のヘルパーさんがお風呂介助しているときに、その絆創膏に気付きました。


ただ絆創膏を貼っていたのではなく、♡を書いていたみたいです。

家族さんは、それがとても嬉しかったそうです。


絆創膏を貼るだけじゃなくて、好きな♡を書くというのは気持ちがないとできないことだと思いました。

気持ちを行動にするって大切だなぁと感じたエピソードでした。

キャッチボール

Nくんと一緒に、キャッチボールをしました。 自閉症があり、ほとんど会話がありません。 お茶をのむときに、「水分、水分」と言ったり、 時々、単語を口にすることがあります。 公園で、キャッチボールしているときも、 会話もなく、表情もあまり変わらずでした。 (はじめてで緊張していたのも...