Nくんと一緒に、キャッチボールをしました。
自閉症があり、ほとんど会話がありません。
お茶をのむときに、「水分、水分」と言ったり、
時々、単語を口にすることがあります。
公園で、キャッチボールしているときも、
会話もなく、表情もあまり変わらずでした。
(はじめてで緊張していたのもあるかもしれません)
Nくんは、コントロールもキャッチもうまかったので、
「ナイスボール!」
「ナイスキャッチ!」と言い続けていました。
ぼくが、キャッチを失敗すると、
Nくんが笑顔になったので、
すこし、緊張がほぐれたかなと感じました。
そして、家に帰った瞬間、
笑顔になられていたので、
たのしく過ごせたのかなと感じました。
コトバでのコミュニケーションは、ほとんどありませんでしたが、
キャッチボールを通して、会話していました。
近い距離にいるときは、やさしく投げる。
調子があがってくると、強めに投げる。
キャッチが難しいところでも、しっかりキャッチする。
「ここ狙って投げて~」と言うと、狙いを定めて投げる。
投げ方や、キャッチのしかたで、
Nくんの性格や、考えていることが伝わってきました。
シャイな性格で、心はとてもやさしく、しっかりコミュニケーションをとろうと努力しているんだなぁと感じました。
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